さっそく持ってる!


ひさしぶりにおうちでミルクティーをいれたら、わたしの好きなおいしいミルクティーができて感激のアライグマです。こんばんは。こんなに温かい冬でも、冬は冬、やはりすぐに冷めてしまうのが残念でしたが。

昨日、歩いて5分の喫茶店に行って、2015年のことや2016年のことをぼんやり考えていて、今年のテーマは「持」だとひらめいて、でも夕飯を何にするかはひらめかなかったので、シフォンちゃん(わたしの携帯電話の名前)で豚肉を使うレシピを検索したのです。そしたら、いいなと思ったレシピではチンゲンサイが必要で。豚肉はあるけれど、チンゲンサイは家にはないのです。うーこまった。ほうれん草で代用するかなと思いながら喫茶店を出たら、通り道にスーパーがあることを思い出した(というか、通った)のです。実はこのスーパーが家から一番近いのですが、品揃えなどなど様々な点で、いつもは別のスーパーに通っていて、存在を忘れかけていました。そうそう、ここにスーパーあったあった。

せっかくだし、ひさしぶりだし、ここで買っていけばいいじゃん。と思って中に入ると、入り口からすぐのところに、まるでわたしのためにあつらえたかのように、たくさんのチンゲンサイがこっちを向いて並んでいました。どこかなーって探すつもりだったので、はやく見つかりすぎて拍子抜けしたくらいでした。やたっ、はやくもはっけーん。と思って一袋手に取ると、値段が書かれた大きな立て札に「3袋99円」とある。


さんふくろ、きゅーじゅーきゅーえん?


なんのこっちゃ。と思いました。でも同じような手書きの札が別の野菜にも立ててあって、そっちはそっちで1袋100円とか、1束120円とか、相応の値段が書いてあるんです。チンゲンサイだけ、摩訶不思議な価格になっている。ほんとかな、これ。1袋の間違いじゃないかな、と手に取るのも緊張してしまう。でも1袋での値段は書いていないので、もしこの値札が正しいなら1袋では売っていないのかもしれません。なのでわたしは、心を決めて両手に3袋を抱えました。たとえ1袋99円の間違いだとしても、300円払えば済む。


さて、レジで精算をすると。


合計金額106円なり。99円に消費税。で、みごと3袋のチンゲンサイを106円で購入。



それだけが欲しいと思って買いに行った食材が、それだけが格段に安くなってるなどということには、あまりめぐり合わないので、わたしは思ったのです。


本年のアライグマは「持ってる」と。いえい。