タピオカヌキイリミルクティー


屋台でタピオカミルクティーを売っていました。看板には「タピオカ抜きもできます」と書いてあります。わたしはタピオカが好きではないので「タピオカ抜きにしてもらおー」と言いました。するとクラゲが


「せっかくタピオカ入りなのに、タピオカ抜いてもらうの?」と言います。「だってタピオカ、好きじゃないんだもん」とアライグマは言います。するとクラゲが「ふつう女の子はああいうモチモチ、プチプチしたのが好きなんだよ。」と言ってきます。アライグマは、むむっ、としました。「ふつうの女の子が好きなものよりも、アライグマの好き嫌いを把握してくれ」と思いながら、「アライグマだから好きじゃないんだよ」と言っておきます。


わたしはタピオカ抜きミルクティーを注文しました。


そして数日後、クラゲと車で出掛けた帰り道に喉が渇いたのでコンビニに寄りました。松葉杖歩行のわたしを気遣ったクラゲが「買ってくるよ、何がいい?」と聞いてくれたので「ミルクティ」と答えました。「オーケー、まかせろっ!」と頼もしく車を出て行ったクラゲが買ってきてくれたのがこちら。





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「なんでよ!」と思わず抗議すると、「午後ティーと迷ったんだけど」だって。ますますワケワカメ。午後ティーにしてくれたらいいじゃん!



全部飲めなかったので、あとはクラゲにあげたのですが、おいしそーにグビグビしてたので、クラゲが飲みたかったのかなと思いました。はいはい、クラゲがおいしそうでなにより。