膝蓋骨脱臼骨折の記録16 <日課は「シーピーエム」>

3日間の外泊を終えで18日の夜、消灯前に病院に戻ってきました。クラゲおよびクラゲバッグが献身くださったおかげで、心配していた足の浮腫みもありませんでした。手術後の痛みもなくなり、読書もそこそこ捗りました。


朝昼夜3回の食事と、同じく朝昼夜3回の体温・血圧の検査、あとは一日1時間ほどの器械によるリハビリがあるだけで、それ以外の日課はありません。


リハビリはCPM(シーピーエム)という器械での足の屈伸運動です。ベッドの上でゆっくりゆっくり膝の曲げ伸ばしを行います。角度が設定でき、初日は最大40度までという指示でした。CPMの上に乗せた足が設定の角度までゆっくりと曲げられていき、そしてゆっくりと伸ばされてゆく。その繰り返しです。30秒から40秒かけて屈伸一往復、くらいのペースでしょうか。それを約1時間。
医師から許可される角度は日ごとに上がるのですが、わたしは40度から先に進めませんでした。


この40度から先に進めない、というのが、治療が長引くことになる徴候だったのですが、このときは知る由もなかったのです。。。