「2」は「5」にみえる


「明日来る」さん担当のアライグマです。こんばんは。


「明日来る」さんは、オフィス用品を扱うインターネットショップ。ピアチェーレでも大変お世話になっています。


マルタリアーティさんがプリンターのインクがなくなったと言い、ノーチェディコッコさんがメモ用紙が足りないと言い、キッチンのアンチョビ君がホウキが壊れたと言い、言えば手に入ると思っていらっしゃるご様子に「せめて紙に書け」と思いますが、どうせ書かれた内容を確認しなければならないような書き方しかしてくれないに違いないので、いっしょか、と思って諦めています。


ペンネ君がガムテープが欲しいです、と言います。ペンネ君は以前、所定の場所に保管されていた制服を見もしないで「ない」と言い、「ちゃんと探してください」と言ったらソファーにふんぞり返ってスマートフォンをいじりながら「すみませーん」と言いました。わたしはひと月前のその態度に未だに腹を立てているので、ペンネ君には大変冷たくしています。だからガムテープも、ご自分でどうぞ、と思いましたが、担当なので致し方なく注文を承ります。


いくつ欲しいですか、と聞いたら、2つくらい、と言います。わたしは「2つくらいというのは、ひとつでもいいんですか、3つあったほうがいいんですか。」と言ってやります。ペンネ君は「2つで」と怯えていました。ふん。


さて。


インターネットショップの「明日来る」さん。もちろん注文はインターネットで行います。が、現在はピアチェーレのパソコンの不具合により、FAXで注文をしています。所定のオーダー用紙に欲しい商品の注文番号を書いて送信します。インターネットで注文できれば、ルーティンで購入している商品は登録してあるので、この注文番号を入力する必要がないのですが、FAXオーダーでは注文番号は当然必須です。

過去に注文番号を控えておいた商品であれば、それを見てオーダー用紙を書けるのですが、控えていない商品だと「明日来る」さんの超ぶ厚いカタログをめくって商品を見つけ出さないと注文番号がわかりません。


ペンネ君が欲しいガムテープは、手元に控えてあった注文番号が「5巻1セット」のナンバーでした。2巻だけ購入しようと思うと、それはまた別の注文番号なので、超ぶ厚いカタログから探し出さなければなりません。


わたしはペンネ君のために、わざわざ探し出したくはないと思いました。でも探すのをサボったと思われるのも嫌でした。間違えて注文したと思われるのも嫌でした。そこで考えました。もしペンネ君が5巻のガムテープを見て「うーぶさん、僕、2巻しか頼んでないですよ」と言ったら、「わたしは2個って書いたのに、5個届いたんです。」って言うことにしました。


完璧だ。届くのが楽しみです。