えっへん。
こうなっているのが正しいのだけど、
こうなっていたんです。
そしたら、クラゲが怒るんです。わたしに。
なんだよ、これ。
向きが間違っているじゃないか。
どうなっているんだ。
まったく合理的じゃない。
とかなんとかぶつくさ言うんです。直そうとしてちょっとガチャガチャ触ってみたりもして。でも安易にはずれなくて、むむ。っとするクラゲ。ぷぷっと笑うアライグマ。
そう、クラゲは神経質。いや、ちがった。繊細なんです。
いいじゃない、なんの不都合もないんだから。とわたしは言うのだけれど、本来あるべき姿になっていないことが気にいらないみたいで。スーパーを出てからもまだ義憤に駆られているご様子。
クラゲのお嫁さんになる人は偉いなー。
ってわたしだ!
わたしって偉い。えっへん。