2012-01-25 「退院」 note 母親のタツコさんがベッドの周りでわたしの退院の荷造りをして、せわしなく立ち働いているところに、ノックの音が聞こえて、「ん?誰だろう。」と思いながら「どうぞ。」と声をかけると、病室のドアが遠慮がちに開いて、誰かが両手いっぱいのポピーとカスミソウの花束を持ってお見舞いに来てくれる。というのが、わたしが昔から思い描いている退院の予定映像です。 誰か叶えてくれるかなぁ。