2010Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝
2010Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝
「ジュビロ磐田 vs サンフレッチェ広島」
結果は5−3でジュビロ磐田の勝利。応援していたサンフレッチェ広島は負けました。わたしはモンテディオ山形の熱きサポーターですが、Jリーグのチームの中でもサンフレッチェ広島はとても好きなチームのひとつです。だからサンフレッチェを応援していました。
広島は1点を先制されて負けていたところを、前半終了間際のミキッチのドリブル突破から李忠成が押し込んだゴールで同点。右サイドでミキッチが相手DFを4人くらいひとりで抜いて、はがして、ほとんどひとりで決めたような、すばらしい突破でした。ミキッチ!ミキッチ!ミキッチ!という感じの。
そしてハーフタイムをまたいだ後半3分に逆転ゴールを決めて2−1。がしかし、わたしは台所でお皿を洗っていてこのゴールシーンを見逃しました。ぎゃふん。
そしてついに、1点リードのまま試合終了まであと1分(+ロスタイム)。というところまで来て、相手のコーナーキックからヘディング&シュートで同点に追いつかれるという失態。なんとまあ。がっくし。ジュビロの那須君のヘディングにサンフレッチェの選手は誰も競ってなかったし。もうっ!
土壇場で同点にされて延長戦にもつれ込んだわけですが、延長戦は追いついたジュビロの勢いにサンフレッチェは勝てなかったですね。運動量も相当落ちて、集中も切れてしまっていたと思います。それでも自らのプレーでチームを鼓舞し続けることができたのは、槙野君だったな、と思います。延長前半で続けざまに2点とられて2−4と2点のリードを許したけれど、そのあとすぐに1点返したのは槙野君のフリーキックだったし、最後の最後にPKもらったのも槙野君だった。あのシーンは槙野君がひとりで戦ったようにわたしには見えました。いや、テレビカメラが槙野君ばっかり映すせいでもあるのだけど。
槙野君がPKをはずしたとき、そりゃ「あと1点でも返したい。どうか決まって」って心の底から祈っていたけれど、でももうあのときわたしは、なんだか微笑ましい気持ちになっていました。
2010はジュビロ磐田の勝利。来年を楽しみにしたいと思います。