ブックカバー、その名はマリーちゃん
マリーちゃんのことを覚えてくださっている方はいるでしょうか。そうです。わたしの傘です。とても大切にしていました。(参考:帰ってきたマリーちゃん。)
このマリーちゃん。生地の痛みが著しかったため、長い間ずっと使うことはなかったのですが、捨てるには忍びなく、結局、東京から名古屋まで一緒に引っ越してきました。ところがある日、ひさしぶりにマリーちゃん持って家を出た日に、自分の不注意でとうとう壊してしまいました。昨年の末頃だったと思います。あろうことか、自転車の前輪に巻き込んで、真ん中からバキっと。マリーちゃんは骨折したのです。言っておきますが、わたしは自転車を捨ててしまいたい衝動に駆られながら、涙を流して帰りました。マリーちゃんを折ってしまった。なんてひどい。
それでも捨てるには忍びなかったのです。マリーちゃんの骨組みから生地だけをはずして、ずっととっておきました。どうにか別のものに再利用できないだろうかと。とうとう、願いを叶えることができました。
ブックカバーです。
中はこんな感じ。
本を入れるとこんな感じ。
ブックカバー、その名はマリーちゃん。冒険の新しい仲間です。