シアトルから豆が届いた


もらったのはたぶん、2007年くらいだと思うのです。


スターバックスコーヒーの本場シアトルのお土産にいただいたのを、豆を挽くことができないまま、とても長いこと(約9年?)そのままにしてあったのです。スターバックスの店舗に持っていけば挽いてもらえると、早い段階で教えてもらったように思うのですが、やってもらったことがないのを頼むのって勇気がいりませんか?サービスでやっているけれど、本当はあまり歓迎されていないようなことって、ままあるし。豆を挽いてもらうときは、コーヒー一杯注文したほうがいいのかな、とか、挽いてもらう豆は、そのお店で買った豆のほうがいいのかな、とか。そういうことをあれこれ想像してると、持って行くのも億劫になっちゃって。それに、挽いてもらったところで、挽いた豆を入れるためのコーヒーメーカーもなかったんです。もっと言えば、お湯を沸かすためのポットもヤカンもなく、できたコーヒーを入れるためのマグカップもなく、それらを購入するためのお金もない!!という当時のわたしの状況でしたので(大変貧乏だったのです)、せっかく海を越えてやってきたコーヒー豆も、日の目を見ることはなかなか叶いませんでした。


1年くらい前にやっとこさスターバックスに持って行って挽いてもらい、そしてようやくすべて、飲み終わりました。


これが最後の一杯でした。



あら、お豆が一粒。



挽いてもらう前の豆をそういえば一度も見なかった、しまったな、と思っていたのです。ここで会えたー。


最後までおいしいお土産でした。ありがとうございました。