＜ファーゴ＞

監督：ジョエル・コーエン

脚本：ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン

主演： フランシス・マクドーマンド、ウィリアム・H・メイシー、スティーヴ・ブシェミ、ピーター・ストーメア

鑑賞：朝夜君（トモヤ君。わが家のテレビの名前）

点数：76点

映ｲﾁ：「卵を焼こう」

お金に困っている自動車セールスマンが、自分の妻を誘拐させてその身代金を義理の父親からせしめる計画を立てるのだけれど、誘拐を依頼されたふたりのチンピラは、彼女を車で連れ去る途中に、彼らを怪しんだパトロール中の警察官を殺してしまい、その現場を偶然目撃してしまった通りがかりのふたりも射殺、ってな事件になってしまう。というお話。かなりたくさんの人間が殺されてしまって、怖かったです。中でも妻が誘拐されるシーンは鬼気迫っていて、悲鳴をあげたくなりました。

さて。エンドロールを眺めながら、雪に埋もれたお金の行方がいちばん気になったあたり、みずからのあざとさを思い知るのであります。ああ、あの大金はいったい。

卵を焼いてくれる旦那様がいれば、大金なんていらないでしょ。というエンディングだったはずなのですけどね。

ああ、大金はいずこへ。

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