2014 J1昇格プレーオフ 準決勝


ジュビロ磐田 vs モンテディオ山形


今月、26日(水)に天皇杯の準決勝を戦い、見事勝利をつかみ取ったモンテディオ山形は、もうひとつの山を越えるべく、中3日でここ敵地、ヤマハスタジアムにやってきました。



J1昇格プレーオフの準決勝、ジュビロ磐田との戦いです。
2週間前にここに来たときは、まだプレーオフの進出は決まっていませんでした。今日またこの場所に来ることができたのは、みんなでつかみ取ったチャンスです。


プレーオフ


リーグ戦を6位で終えたモンテディオ山形がJ1に昇格するためには、まず、この試合で4位のジュビロ磐田に勝たなければなりません。ジュビロに勝ったら、次は3位のジェフユナイテッド千葉に勝たなければなりません。
「勝たなければならない」
どちらの試合も、延長戦もPK戦もありません。90分で試合は終了します。90分戦って引き分けだった場合、昇格の権利は相手に与えられます。それが上位チームのアドバンテージです。6位のモンテディオ山形は、2戦とも「勝たなければならない」。そういう戦いの第1試合目でした。


快晴のスタジアム。


2週間前に来たときよりもぐっと気温が高く、暑いくらいの気候でした。
こちらは今日のゴール裏です。



試合は先制しながらも、前半の終了間際に追いつかれ、1-1のスコアのまま、我慢の時間が長く続きました。先にも書きましたが、引き分けでは、モンテディオ山形は決勝に進むことができません。引き分けのまま終了のホイッスルが鳴ってしまったら、その時点でJ1への昇格は夢へと帰してしまいます。


なんとしても勝たなければならない。




試合後、モンテディオ山形の石崎監督は記者会見でこのようなコメントを出しています。
「みんなの気持ちが乗り移ってゴールに吸い込まれたと思います。」


そう、みんなの気持ち。なんとしても勝たなければならない。その気持ちのことを言っているのだとわたしは思います。その気持ちが乗り移って、後半のアディショナルタイムに、おそらく攻撃のラストチャンスに、モンテディオ山形は決勝ゴールをあげることができました。



1 - 2



J1昇格プレーオフ準決勝、モンテディオ山形は勝利をつかみ取りました。



最後の最後まで精一杯応援します。