SEVENTH HEAVEN(30th SINGLE)


2007年発売のシングルだけれど、わたしはそれよりももう少し後になってから、ALBUM『KISS』の収録曲として聴きました。


その頃のわたしはラルクから少し遠退いていて、彼らの音楽をあまり聴いていませんでした。理由はわからないけれど、ちょっと飽きていたのかもしれないし、彼ら自身、2006年にシングル曲を出していないので、そのせいもあったのかもしれません。いずれにしろ「あまり聴いていなかった」ということは覚えています。聴いていたことを覚えているのではなく、聴いていなかったことをなぜ覚えているかというと、SEVENTH HEAVEN を聴いたときの感激を覚えているからです。


先にも書いたけれど、わたしは SEVENTH HEAVEN をシングル曲としてではなくて、アルバムの中の一曲として聴きました。もっと言うと、アルバム『KISS』の「1曲目」として聴きました。そう、『KISS』はこの曲で始まるのです。


ちょっと聴いていなかった間に、革命が起きている。とは大袈裟だけれど、でも感激しました。皮がまるごといちまいベリっとめくれたような新しさと驚きがわたしにはありました。もう10年以上、ほぼ第一線で活躍し続けているバンドが、まだ進化している。すごいすごいって、曲の出だしから最後まで、わくわくしながら聴きました。


わたしがラルクに恋をしたのは15歳、1996年だったけれど、それから10年経ってもう一度、恋に落ちました。2回恋したら、その片想いは貫くしかないよね。



SEVENTH HEAVEN

SEVENTH HEAVEN