ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」
クラシックを聴く試み。
月に一曲、別の演奏者の聴き比べをしようと思い立って、第一回目に大トリみたいな曲を選んだわたし。
この2枚を聴きました。
- アーティスト: オトマール・スウィトナー,シュターツカペレ・ベルリン
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2010/09/22
- メディア: CD
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ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱つき》[バイロイトの第9/第2世代復刻]
- アーティスト: ヘンゲン,ホップ,シュヴァルツコップ,エーデルマン,フルトヴェングラー(ウィルヘルム),バイロイト祝祭管弦楽団
- 出版社/メーカー: delta classics
- 発売日: 2006/11/25
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スウィトナー(上)を先に聴いたんだけど、そのあとでフルトヴェングラー(下)を聴くと、とっても重たい印象でした。特に第一楽章の出だしは、あまりの腰の重さに、聴きながら前につんのめっちゃう感じで。いや、もうちょっとはやく進もうよ。そう思ったけれど、何度も聴いてるうちに、今度はスウィトナーが軽く感じられるようにもなり、ヴァイオリンの旋律が転がっていくように速いところなどが気になったりもして、いや、もうちょっとその一歩を踏みしめようよ、などと思ったり。
例えるならスウィトナーは絹豆腐、フルトヴェングラーは木綿豆腐、かな。全体としてはひとまずフルトヴェングラーのがいいかなと思ったけれど、最高の一枚は、たっぷり時間をかけて見つけます。
それにしても、すごい曲。