<ダークナイト ライジング>
監督:クリストファー・ノーラン
主演:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン
トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン
アン・ハサウェイ、モーガン・フリーマン
鑑賞:109シネマズ名古屋
点数:100点
映イチ:「ヒーローはどこにでもいる」
100点です。前作「ダークナイト」が、あまりに完成度の高い映画だったから、続く本作に過大な期待を寄せるのにはいささか抵抗があったのだけれど、観てしまえばさすがのクリストファー・ノーランと思うより他ありません。前2作品と比べてどっちがどうということよりは、その出来栄えも含めて、三部作の完結編にふさわしいまとまり方をしているとわたしは思いました。
「ビギンズ」では「興奮」を、「ダークナイト」では「恐怖」を、そして「ライジング」では「哀しさ」を、終始胸に抱き続けることになりました。そう、ライジングはわたし、ずっとかなしかったです。
もう先週末のことだけど、思い出すだけで、まだ泣きそうです。
追記
物語とは別に。アン・ハサウェイとジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ふたりの大活躍がとても印象に残っています。前作から続投の他のメインキャストは言うに及ばないけれど、ふたりもすごくよかった。