HONEY (10th SINGLE)


hyde君の作詞・作曲です。
1998年の夏、わたしが高校生のときにリリースされた曲で「シングル3枚同時発売」で話題になったときの1枚です。当時いちばん仲の良かったB'zファンだったともだちが、この3枚にカップリング曲がないことを知って、「1枚にまとめろよ!」と怒っていたのをよく覚えています。同日に発売されたB'zの新曲(たしか『HOME』だったと思う)のほうが、売上げはよかったのだけど。


3枚同時発売が話題を呼んだせいもあってか、現在までのラルクの全シングル曲の中で最大の売上げを記録しているのがこの『HONEY』です。(それでもB'zよりは下回っていたというのだから、それはちょっと悲しい。)ラルクを特に好んで聴かない人に、わたしがラルクを好きだという話をすると、最初に『HONEY』のタイトルを言われたりするので、そういうときには、やっぱり『HONEY』はラルクの代表曲ってことになってるんだなぁと思います。


でも、わたしは『HONEY』がラルクの代表曲とされていることには首を傾げてしまいます。もちろんいい曲だけど、彼らの代表曲として『HONEY』を挙げられると、わたしはちょっと侮られた気分になります。とてもキャッチーなメロディでで、耳あたりもいい曲だけど、その分、全体的に安易なんです。ってそんなこと言ったらメンバーにも怒られちゃうかな。これでもし彼らにとっても『HONEY』が最高の楽曲という位置づけだったら、わたしはファン失格ですね。でも一ファンであるわたしは「ラルクの代表曲」が『HONEY』だと言われると、やっぱり侮られた感じがするのです。


それならば、と考えてみました。ラルクの代表曲をもしわたしが選ぶとしたらどの曲だろうと。ラルクを聴いたことがないという誰かに「そのバンドを代表する曲をひとつ聴かせてほしい」と言われたら、さてわたしは何を選ぼうか、と。



ラルクを代表する曲。ラルクの良さや特徴がよく表われている曲。



もう決まっているけれど、長くなるのでまた次回。


HONEY

HONEY

再生回数 88回